山王病院神経外科・Dr.高橋浩一

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特発性正常圧水頭症について
  

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髄液鼻漏

鼻から水が流れでる場合、髄液鼻漏の場合があります。

外傷があって、鼻の近くの骨、および脳を包む硬膜、くも膜が破るために生じる外傷性髄液鼻漏が有名です。

外傷性髄液鼻漏が、安静などの保存的治療で治癒しなければ、髄膜炎のリスクなどあるので、手術の適用となります。

他に下垂体などの手術後に髄液鼻漏が生じる場合もあります。

 

時に明らかな外傷がなく、鼻から水が出る状態が慢性的に持続するような場合、稀に髄液鼻漏の事があります。

ただ、診断は難しいです。

アレルギーに伴う鼻水も、結構、似た症状になります。

漏出液体から糖が検出されれば、髄液鼻漏の可能性が高まりますが、確定はできないと考えています。

 

また、髄液鼻漏であったとして、

 

腰から持続的に髄液を抜く腰椎ドレナージ

経鼻的手術

開頭手術

 

といった治療がありますが、現状では特効的、有効的な治療法ではないと考えています。

なので、髄液鼻漏は、今後解決すべき課題として考えていますが、今は鼻から水がでて御不便かと思いますが、様子を見るのが良いかなと思っています。

 

 

 

高橋浩一 (2017年9月24日 10:26) コメント(0)

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