山王病院神経外科・Dr.高橋浩一

HOME サイトマップ 問い合わせ
特発性正常圧水頭症について
  

カテゴリ

本を出しました。
[スポーツ選手のための] ケガに打ち克つメンタルトレーニング
ケガに打ち克つメンタルトレーニング
本体:1680円(税抜)
発行元:ベースボールマガジン社

購入はこちら
  

高橋浩一のブログ

びまん性硬膜造影像

特発性低髄液圧症候群は、起立性頭痛、つまり起き上っていたり座っていたりすると、強烈な頭痛が生じるが、横になると、すっかり楽になるという症状が代表的です。

その診断に、頭部造影MRIでの「びまん性硬膜造影像」が代表的で、診断的意義が高いです。

ただ、この「びまん性硬膜造影像」は、発症早期には認められない事が多いです。

症状が出現して、比較的にすぐに頭部造影MRIを撮影されて、「びまん性硬膜造影像」が認められなかったとしたら、10日位後に、もう一度撮影すると、所見がはっきりする場合が多いです。

http://www.takahashik.com/blog/2017/04/post-1097.html

 

さらに特発性低髄液圧症候群では、慢性硬膜下血腫を合併する場合がありますので、頭部MRIやCTで、画像フォローアップが必要と考えています。

http://www.takahashik.com/blog/2016/03/post-962.html

それから時間が経過すると、症状が持続していても、「びまん性硬膜造影像」は消失する場合があるので注意が必要です。

要は、特発性低髄液圧症候群の場合、最初だけ頭部MRIを撮影して判断するのでなく、画像評価による経過観察が大切です。

 

 

特発性低髄液圧症候群と脳脊髄液減少症の違いに関しては、

http://www.takahashik.com/blog/2013/11/post-680.html

を参照頂けたら幸いです。

 

高橋浩一 (2017年8月 8日 19:32) コメント(4)

コメント(4)

高橋先生様

先日、高橋先生に手術をして頂きました。
その節は大変お世話になり、ありがとうございました。
頭痛もなくなり、本当に感謝しております。

入院中に先生のブログを見つけ、読むようになりました。とても参考になりますし、勉強になります。そしてなによりも、病気に対しての不安が、軽くなりました。

また、経過観察でお会いすると思いますが、今後もよろしくお願い致します!

高橋先生様

現在妊娠32週なのですが、起立性頭痛に毎日悩まされております。
出産後もこの頭痛が続くようであれば、高橋先生の診察を受けたいのですが、授乳中でも可能でしょうか?
また、出産に関しても、いきみにより更に悪化しないか不安です。
コメント頂けたら幸いです。

camera様

コメントありがとうございます。

経過が良好な様子、嬉しく思います。

どうぞ、素敵な写真を撮り続けて下さい。

妊娠32週様

コメントありがとうございます。

症状が持続するようでしたら、御相談頂けたら幸いです。

御回復を心よりお祈り申し上げます。

コメント

*コメントは承認後に公開されます。ご了承ください。