山王病院神経外科・Dr.高橋浩一

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高橋浩一のブログ

メンタルヘルス ①

先日、山王病院にて国際医療福祉大学、和田秀樹教授より、

「メンタルヘルスの基礎知識」と題して、講義がありました。

精神医学を元に、いかにメンタルヘルスが重要か、また自殺や認知症患者増加など、現在の日本の問題について、述べて頂きました。

新しい発見があり、それから今まで知っていた事でも、別の視点から考えられ、非常に勉強になりました。 心より感謝です。

 

講義では、

 

最初に、和田教授が監督を務める、介護をテーマにした新作映画『「わたし」の人生<みち>我が命のタンゴ』

http://www.watashinomichi.com/

を紹介頂き、

 

現在の日本の現状

介護の問題点

認知症への対策

 

など、述べて頂きました。

 

近年の日本での介護離職率は年間14万6千人と言われています。うち、2万5千人が男性です。

介護の問題は非常に深刻です。

 

では認知が進む高齢者に対して、何が良いのでしょうか?

 

認知症が存在しても、本人の機嫌が良ければ、トラブルが発生する事は少ないそうです。

そのために昔、良く歌っていた唄を歌わせたり、上手くいった話をしたりするのが良いそうです。

 

一方、孤独感、孤立感が強いとトラブルが発生しやすく、そのために集団療法などが有効とのことです。

 

次に自殺の問題

 

日本の社会はアメリカ型に改革されてきています。

 

年功序列の社会から、トップダウン経営となり、リストラなど中高年雇用の不安が高くなっています。

しかし、それに対するメンタルヘルスの整備が不十分です。

そのため、「心の病」が増加しています。その中に、うつ病が、高い割合を占めています。

 

うつ病を早期に発見し、悪循環を絶って、脳の形態変化を防ぐ事が重要です。

そのために、うつ病を知る事が重要です。自殺の予防につながります。

 

うつ病を知る事で、対策、カウンセリング、専門医への早期受診などが可能になります。

実際に、ある村では、うつ病への理解を深める事で、自殺者数を劇的に減らしたそうです。

 

もし家族が、うつ病になったら

 

・心理的教育により偏見をとり

・話を徹底的に聴き

・うつ病に対しての理解を深め

・専門医へ相談

 

する事が重要と述べて頂きました。

 

高橋浩一 (2012年8月26日 06:25) コメント(0)

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