山王病院神経外科・Dr.高橋浩一

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特発性正常圧水頭症について
  

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本を出しました。
脳卒中後遺症・脳脊髄液減少症・鞭打ち症患者のための 「病に打ち克つ メンタル強化法」

メンタル強化法

本体:1400円(税抜)
発行元:蜜書房


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高橋浩一のブログ

思春期

K.A君(男子高校生)。

交通事故にて脳脊髄液減少症を患いました。

3回のブラッドパッチにて、症状は安定しましたが、頭痛など持続しました。

事故前は陸上競技部の選手であったのが、思うような走りができない・・・・・

進学など将来の心配・・・・・

にもかかわらず、頭痛などで勉強に集中できない・・・・・

さらに思春期の、ほとんどの方々が乗り越えなくてはいけない問題もあった事でしょう。

しかし先日、K.A君が明るい表情で

「頭痛がほとんど無くなりました。」

「受験の目標もできました。」

「メンタルの部分の重要性を感じました。勉強に集中できない!といった事も、正直、病気のせいにしていました。」

と、語って頂きました。

心境の変化を問うと、

「彼女ができて、一緒の大学にいきたいんです!」

なんと微笑ましい!

どんな形でも、目標設定と周囲の協力が得られれば、人間頑張れると感じた想いです。

ちなみにK.A君、ブラッドパッチ後に一時、頭痛がひどかった時期があったのですが、その時は、失恋後だったそうです。青春ですね!

K.A君の回復とさらなる活躍をお祈りします。

高橋浩一 (2009年9月21日 06:55) コメント(4)

コメント(4)

高橋浩一 先生

私は、「脳脊髄液減少症」の症状と、そこから来る二次的な障害(例えば学校に行きたくなくなってしまうことなど)は、分けて考えるべきだと思っています。

例の支援チームの冊子に「不登校なんかじゃない」という帯がついています。もちろん症状自体は不登校ではないのですが、それらの症状が二次的に不登校を引き起こすようなこともあり得るのではないでしょうか。

話が少しそれるようですが、上記に関連して、高橋先生に質問があります。
医学的には、「病気」と「怪我」の線引きはどのようになっているのですか? 線引きする必要はないのですか?

「脳脊髄液減少症」の場合は、どのように考えたらいいのですか?

あきちゃんで~す様

コメントありがとうございます。

二次的な障害は、全ての病気に通じると思います。例えば、脳腫瘍のような認知度の高い病気でも、数ヶ月の闘病生活後、復学に困難が多いと言った事はよく聞きます。

http://www.takahashik.com/blog/2009/04/post-66.html

脳脊髄液減少症のように認知の低い疾患は尚更と思います。

それから御質問の件、あまり考えた事がありませんでしたが、「病気」は体内より生じ、「怪我」は外傷により生じると漠然と捉えています。

例えば骨折などの外傷後に炎症を起こした場合は、病気なのではないでしょうか?

そのような感覚でいますので、脳脊髄液減少症は病気と考えています。

高橋浩一 先生

ご回答ありがとうございました。
脳脊髄液減少症が保険適用されるためには、「交通事故における保険診療」の問題もあり、社会保険事務所(厚労省側)への提出書類や保険会社の利害関係もからんで来るのですね。

保険適用されるためには、診断基準の確立が不可欠であり、診断基準を確立するのは、保険診療を認可する厚労省側の作業であり…医学的な論争にも諸説ある上に、それとは関係のない部分にも問題が山積していることを知りました。

あきちゃんで~す様

コメントありがとうございます。

全く仰る通りです。

交通事故もそうですが、学校内での事故などでの保障の問題なども大きな問題です。

保険金吊り上げや詐病の問題などもあり、診断基準を万人が認める形で確立する事が重要と思います。

コメント

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