安静と水分補給の大切さを再認識
小学校低学年のA君(男児)。
ある日、あごを打撲した後から、起立性頭痛、頚部痛などが出現して、通学不能になりました。
近くに総合病院があり、いろいろな検査を受けますが、異常を認めませんでした。
それでも症状が強固に持続するため、お母様は熱心に、A君の病状を調べ、「脳脊髄液減少症・子ども支援チーム」の存在を知ります。
早速、総合病院の脳神経外科を受診し、脳脊髄液減少症の可能性を相談した所、まずは小児科的に診断を受けるべきとのアドバイスをされました。
しかし、お母様は脳脊髄液減少症の可能性を強く疑い、山王病院を受診しました。
そこで私は、
「経過、症状から脳脊髄液減少症は充分疑えますが、まずは安静と水分補給を心掛けてみて下さい。」
と、アドバイスしました。
約1ヶ月の安静、水分補給にてA君は快復しました。
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2007 脳脊髄液減少症ガイドラインにて、本症が疑われる場合は、まず安静、水分補給などの保存的加療を試みるべきと記載されています。
保存的加療とは、ブラッドパッチや手術治療以外の内科的な治療をいいます。
A君のように、保存的加療で軽快される方もいますので、まずは試すべき方法と再認識しまた。
高橋浩一 先生
昨日、おせつ様のブログで、国会の答弁のことが話題になり、
少々、アメリカの実情など知りたくなりました。
http://blog.goo.ne.jp/shiori491122
「脳脊髄液減少症」は、英語ではどのようにいうのか、教えていただけたら幸いです。
それを手がかりに、FDAのページなどを読んでみようと思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
脳脊髄液減少症は
Cerebrospinal hypovolemia, intracranial hypotension, cerebrospinal fluid (CSF) leak
などです。
intracranial hypotensionが最もヒットするかもしれません。
Spontaneous intracranial hypotension (SIH)
と、呼ぶ方もいます。
高橋浩一 先生
ありがとうございます。
FDAのホームページで、
cerebrospinal fluid 1830件
intracranial hypotension 549件
ヒットしました。
とても全部読み切れないとは思いますが、上の方の少しだけでも見てみたいと思います。
とにかく「アメリカの現状」はどうなっているのか、興味があります。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
cerebrospinal fluid (CSF) は髄液です。非常に広い範疇をを含みます。
脳脊髄液減少症でも自発的発症のSpontaneous intracranial hypotension (SIH)は、世界的にもかなり認められています。
問題は、外傷後など に発症する脳脊髄系減少症CSF hypovolemia はSIHと少々異なる病態で、この分野の認知が遅れていると思います。