山王病院神経外科・Dr.高橋浩一

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高橋浩一のブログ

終戦記念日

本日は「終戦記念日」です。

最近、私が読んだ本に、山崎豊子氏の「不毛地帯」があります。非常に、示唆に富む本でした。

主人公の壱岐正氏は、戦後、シベリアに捕虜として11年間拘留されました。その拘留時代は、重労働や悲惨な食事、生活など、言葉では伝えきれない非常な状況でした。発狂者や自殺者が出る中、「生きて歴史の証人となれ!」との言葉を胸に生き続け、日本に帰国後、商社に勤務されます。

この「不毛地帯」2009年10月より、フジテレビ系で、連続ドラマ化される予定です。

主人公、壱岐正氏のモデルとされているのが、瀬島龍三氏です。

瀬島龍三氏がハーバード大学で大東亜戦争に関しての講演の記録をもとにした「大東亜戦争の実相」(PHP研究所)を拝読中です。

どうして、日本は英米に戦争を挑まなくてはいけなかったか、避ける手段はあったのか、など生きた歴史の証人としての話は、奥深く、考えさせられます。

戦争は悲惨だ!という事は、多くの方々に理解頂けると思います。では、どうすれば戦争せずに国を守れるか!という事は、非常に難しい問題と思います。

平和の維持を考えるために、いくつもの大きな示唆を頂けた思いです。

 

高橋浩一 (2009年8月15日 09:27) コメント(2)

コメント(2)

高橋 浩一 先生

「終戦記念日」になると「あの戦争」のことがクローズアップされます。
その日だけ思い出してもしょうがないとは思いますが、その日にも思い出さなくなってしまったら、おしまいです。

「シベリア抑留」は演歌「岸壁の母」や劇団四季「異国の丘」など多くの作品や報道によって、その悲劇性だけがクローズアップされ、反ソ・反露キャンペーンの「旗印」の一翼を担ってきました。
しかし、シベリア抑留の遠因にある、「ロシア・ソ連の南下政策」と「日本の満蒙開拓」という国策のぶつかり合いを無視して通ることは、出来ないと思います。

件のロシア語通訳の時に、冬のシベリア鉄道に全線乗りました。約1万キロ。特急でも7日間乗り換えなし。
行けども行けども、厳寒の荒野がつづいていました。
その年は、暖冬で、もうすぐ春だという時期でしたが、それでも、-20℃より気温が上がることは、ありませんでした。

このような気温の中、強制労働させられた方々のご苦労を思うと、当時、甘っちょろい学生だった私でも、目頭が熱くなりました。

そして、平和の尊さを強く実感しました。
この事実は、「原爆投下」などとともに、永遠に語り継がれるべきテーマだと思います

ちなみに、私の卒論のテーマは「北方領土の帰属に関する一考察」です。

「歴史」は、「過去と未来」が、「現在」によって結びつけられている連続性のあるものです。
私たちが、「今」考えることが重要と思います。


「セトモノとセトモノと ぶつかりっこすると すぐこわれちゃう。
どっちか やわらかければ だいじょうぶ。やわらかいこころを もちましょう。
そういうわたしは いつもセトモノ。」

相田みつを相田さんの言葉です。

あきちゃんで~す様

コメントありがとうございます。

>冬のシベリア鉄道に全線乗りました。このような気温の中、強制労働させられた方々のご苦労を思うと、当時、甘っちょろい学生だった私でも、目頭が熱くなりました。

私が小学生の時に「はだしのゲン」が映画化され、それを見た時が、初めて戦争の悲惨さを肌で感じた瞬間だったと思います。

戦争を繰り返さないためにどうすべきか、昨日のNHKでも皆様の熱い意見を聴き、いろいろと考えていました。

北方領土問題なども、私にはどうするのが良いのかアイデアがありません。今度、御教授下さい。

コメント

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