点滴を受けたい場合
脳脊髄液減少症で症状が悪化した場合、点滴にて症状が緩和される事が少なくありません。
しかし、「脳脊髄液減少症」という病名を告げると、「そんな病気はうちの病院では分らない!」などの理由で、点滴どころか診察も受けられないといった声を良く聞きます。
実際、状態不良時など、近所の病院などで点滴を受けれるよう、情報提供書を作成させて頂く事があるのですが、「脳脊髄液減少症」という病名のため点滴を受けられなかったという方々もいます。
先日、ある中部地方在住の脳脊髄液減少症の患者さんが都内に来られた時に状態が悪化しました。 救急車を呼んで、いくつかの病院をあたりましたが、「脳脊髄液減少症」と告げると、受けてくれる病院が見つかりませんでした。
たまたまその方の友人が、都内のある病院に勤務していたため、その病院で点滴を受けられましたが、もし、その友人がいなければどうなっていたかわかりません。
では、脳脊髄液減少症の方が調子を崩された場合、どのように言えば良いでしょうか?
一つは、 「鞭打ちの後遺症」もしくは「外傷性頚部症候群」を使うと、診療してくれる病院は増えると思います。 そこで、「点滴をすると症状が落ち着きます。」などと頼んでみてはいかがでしょうか?
(山王病院は救急病院でないため、夜間や休日など対応ができず、大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご理解頂けたら幸いです。)
減少症の診断について、ふと思ったことがあり御教授ください。
立位で撮れるMRIはないそうですが、立位で撮れるレントゲンはあります。
そのレントゲンで、実際に立った姿勢で撮れば、本当に脳が沈んでるかどうか分かるのではないでしょうか。
よく歯科医院に行くと、顔の周りを機械が移動するレントゲンを撮られるものですから、素人のぶんざいでふと思いました。
木村様
コメントありがとうございます。体位の違いによる評価、御指摘の通り重要です。
私は寝た位置と立位では、髄液の循環自体が変わってくると考えています。
多くの教科書では髄液の主吸収路は上矢状洞近傍と書かれていますが、おそらく違うでしょう。
脊髄での髄液吸収経路も解決すべき、重要な点と思っております。
造影剤を入れて、レントゲン透し下で髄液動態を観察するなど、アイデアはあるのですが・・・
いつも拝見させていただいています。
私達のような病気は、客観的なデーターの積み重ねが無ければ、
決して理解されるものではないと思います。
ちなみに、、、滋賀医科大学に、座位で撮影できるMRI があるそうです。
http://www.shiga-med.ac.jp/hospital/doc/magazines/files/193.pdf
BPで、漏れが止まったにもかかわらず、体調不良の人でも、新しい検査方法によって、メカニズムが解明されるかもしれません。
このような検査があったのなら、一番悪い時に受けてみたかったと思いました^^
先生方のご努力には、いつも感謝しています。。。
ろくろ様
コメント、それから貴重な情報、ありがとうございます。
体位の違いによる形態評価は魅力的です。新たな知見が得られると良いと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
皆さんに質問です
脳脊髄液減少症って 判断されてから どれぐらい治療期間かかったか? 自動車保険で どれぐらいの期間まで お世話になっていたか?後遺症診断で 何級になったか 教えて下さい 仕事には 復帰できたか? 仕事に どんな症状で復帰したか を教えて下さい
正彦様
コメントありがとうございます。
脳脊髄液減少症の回復過程や保険、自賠責の関係は様々です。
通常、運動麻痺など伴っていない脳脊髄液減少症の場合は、「外傷性頚部症候群」などとして、後遺障害14級がとれるかどうかというのが現状です。
保険の関係など、当事者の方々の心的負担は、はかり知れません。
症状固定、後遺症認定などして、保険会社との関係を切る事も一つの方法と思います。
この季節、クーラーの無い所で少し動くと、結構汗をかいてしまいます。
今度、点滴を受けてこようと思うのですが、脳脊髄液減少症の症状に、点滴効果がでるのは、一般的に何時間後ぐらいでしょうか?
木村様
コメントありがとうございます。
点滴の効果ですが、当院では寝た状態で点滴をしますので、寝て点滴を始めると楽になるという方が多いようです。
点滴効果の持続は、2~3時間という方から、数日という方までいます。
ご回答ありがとうございます。
先日、初めて点滴を受けてきました。
私の場合、効果が出たのが8時間後です。
その後、長時間立ってられるようになりました。
3日後に再び点滴を受けましたが、効果が出たのが翌日でした。
この2回の点滴で、時々休みながらも夕方まで仕事もできるようになり驚いてます。
効果がいつまで続くか実験してみます。
ただ、疑問があるのですが、点滴直後から楽になるというのはどうしてでしょうか?
点滴の水分で髄液が造られるまで、ある程度の時間がかかると思うのです。
木村様
コメントありがとうございます。
点滴が効果的で、良かったと思います。
髄液循環、特に産生、吸収に関しては、まだまだ不明な点が多いのが実情です。
ほとんどの教科書で、髄液吸収は、上矢状洞で吸収されると書かれていますが、私は留学中の研究などより、別の意見を持っています。
クリアーな回答ができずに申し訳ございません。
ご回答ありがとうございます。
今後どうなるかまだ分かりませんが、
先生のブログの『点滴』を見れて
幸いでした。
木村様
コメントありがとうございます。
今後も、本ホームページなど、よろしくお願い申し上げます。