山王病院神経外科・Dr.高橋浩一

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高橋浩一のブログ

新型インフルエンザ

新型インフルエンザが流行しつつあります。

このウイルスは、現在までの所、毒性はそれ程強くないので、一般の方々は万が一感染しても、それ程心配ありません。

体力の低下している方、気管支喘息など慢性疾患を患われている方、妊娠されている方は特に注意が必要です。

では、脳脊髄液減少症の方はどうなのでしょうか? 私は注意が必要と思います。免疫力が低下している方もいます。

また、脳脊髄液減少症の方が風邪を併発した場合に、症状が増幅され、

 「今まで、風邪を引いてもこんなに辛くなった事はない!」

というのは、よく耳にする言葉です。 ですから、予防は大切です。

ただし、新型インフルエンザは、猛毒ではありません。タミフルなど、治療薬もあります。必要以上に過敏になるべきではありません。

いずれ、流行も下火になるはずです。

高橋浩一 (2009年5月19日 20:34) コメント(3)

コメント(3)

高橋浩一 先生
>必要以上に過敏になるべきではありません。
全く同感です。Dr.のお言葉ですから、さらに重く響きます。

実は、今日、生徒を引率して横浜まで出かけたのですが、開港博Y150の会場でも、従業員向けではありますが、サーモグラフィーが導入されたそうです。

ある県では、修学旅行に出かけるために集合した駅で、中止が言い渡されたそうです。生徒の落胆は、どれほど大きかったでしょう。また、ある学校で、予防のために学校閉鎖にしたら、カラオケボックスなどの繁華街は、高校生であふれた…なんて言うおバカな話も報道されています。政府の「転ばぬ先の杖」は、いささか度が過ぎる、と憤りさえ覚えます。

そのお先棒を担ぐマスコミも、もう少し自制してほしいです。なんだか、国民総動員して戦争に向かっていった、あの嫌な時代を彷彿させます。

あきちゃんで~す様

コメントありがとうございます。

もし、猛毒のウイルスでしたら、今の体制でも不備かもしれません。万一、そのような事態に陥った場合の予行と考えれば、良いかもしれません。

私が拝見させて頂いている脳脊髄液減少症の子ども達の中に、修学旅行が延期になった方もいます。両親達と、体調不良対策を練るなど、楽しみにしていたと思われるので、少々残念です。

早く流行が下火になる事を祈ります。

高橋浩一 先生
「インフルエンザには各自治体ごとの対応を」というふうに、方針転換されましたね。これで良いのだと思います。
というか、全体主義が好きな?日本人的資質としては、なにか、他人と揃っていないと気になる…という気持ちを常に持っていますね。それは、もちろん、国民のパワーとして良い方向にも作用するのだけれど、何でもかんでもみんな一緒、それでいいのか?という振り返りは常に心がける必要があるのではないでしょうか? 特別支援教育の「私もあなたも、何でもかんでも一緒に教育した方が伸びる」という国の政策としての文科省の考え方にも、少なからず疑問を覚えます。

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